土壌改良①水はけの悪い真砂土と粘土質の土を改善

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ひとことで土壌改良といっても、土地によってさまざまな環境の違いがあります。

私が現在畑にしようとしている100坪の土地は宅地で、真砂土と粘土質の土がメインの場所となっています。下の画像は雨上がりの様子です。水たまりというより、穴を掘った場所に池ができてしまうほどです。

水はけは最悪で、穴を少しでも掘ればその場所に水がたまり、雨が降らなければ土はカチカチに固まってしまいます。

苗を植えても、栄養もなくすぐに枯れてしまう状況です。

土の種類や特性について

◆真砂土
真砂土は、花崗岩(かこうがん)が風化してできた土です。価格は安いのですが、栄養分がなく、固まるとカチカチになり、水はけが悪くなります。

◆粘土質の土
粘土質の土は、粒子が細かく、雨などで水分を含むとドロドロになり、乾くとカチカチに固くなります。保水力や養分を保持するという点では優れていますが、水はけや通気性が悪く、雨が降ると水たまりになってしまいます。

野菜を育てる畑の土として理想的な状態とは

水はけ、通気性、保水力、保肥力のバランスが整っていて、土の中に微生物が多い状態(微生物が増えやすい環境)の土が、野菜が育ちやすい良い環境といえます。

土壌改良材の種類

植物由来の土壌改良材(通気性・保水性・排水性)

◆もみがら、もみ殻くん炭
◆バーク堆肥
◆腐葉土
◆ピートモス

動物由来の土壌改良材(肥料分が多い)

◆牛糞堆肥
◆鶏糞堆肥

真砂土や粘土質の土の土壌改良のやり方

1,畑の畝を高くして、畝間(通り道)に傾斜をつけて余分な水が流れるようにする。

2,栄養分の少ない真砂土には、動物由来の牛糞堆肥や鶏糞堆肥を入れ、植物由来のもみ殻やバーク堆肥、腐葉土などで通気性、保水性、排水性を確保する。

3,粘土質の土には、植物性由来のもみ殻やバーク堆肥、腐葉土などで通気性、保水性、排水性を確保する。

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